伏木港第2集  (21) スライド一覧へ戻る 前のページへ 次のページへ
21) (静かに流動しながら)
伏木港が朝鮮や満州などの港と貿易していた頃は、一番多く船が入った。たくさんの定期船がいつも行き来して、石炭や豆や豆かすをどっさり持ってきたのだそうだ。
伏木からも、わら工品、パルプ、工業薬品や肥料などをやっぱり送ってやったんだそうだ。
先生に、その頃の子どもたちのつづり方を読んでもらった。
その頃の子どもたちも、やはり港へ船を見に行っている。
そうして、こう書いていた。
”今日も船が15隻もはいっていた。灯台いたら、はるか満州へ向う人々をのせた北佑丸が汽笛を鳴らしながらでていった。ああ、伸びゆく、何といい港ではないか。”
と書いていた。
そして、洋子さんのお母さんたちは、この頃の船に乗って満州へ行かれたのだそうだ。