前へ 次へ 終わる
19

つみ木のようなかわいい工場
北陸人造肥料会社
明治四十四年 港続きの小矢部川沿岸―青いたんぼの中にポツンとこの工場がたてられました。
多くのお百姓さんへ、ききめのあるりっぱな化学肥料をたくさんつくってあげるために、今の日産化学伏木工場がたてられたのです。
海外からもってくる原料のリン鉱石が運ばれやすいように、製品の過りん酸肥料が送りやすいように、と思って、このように港の近くへ工場をたてたのでしょうね。
この後、多くの工場が次から次へとたてられていきました。
でも、その頃の人たちは、このあたりが今のような工場地帯になるとはだれも思っていなかったでしょうね。

(註)
創立当時の日産化学、現在は姿をかえている。
伏木小学校スライド資料室蔵