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ごらんなさい。
川の中に泥がともって浅州が出来ていますね。
どうしてこんなところに土がたまるのでしょう。
伏木港は大きな小矢部川の河口にあたるために、あとからあとから流れてくる土砂がいつの間にか、こんなにつもって川底を浅くしてしまうのです。
大きな汽船がゆったりと何隻も停泊していなければならない港としていつもきまった深さを保てないということは何と残念なことでしょう。
特に、毎年の梅雨の後だとか、秋の台風のあとは、上流から流される土砂で一メートル二メートルも浅くなってしまうのです。
この問題はこれより以降、伏木港にとっての最も困難な課題の一つとして、現在にもちこされているのです。


(註)現在この浅州をし、この写真は昭和四年のものであるが、まもなくこの浅州は掘り消されたが、戦時中の浚渫不十分のため、終戦当時の二、三年間またここに出来ていた。